えーーーー 本日、マッドマックス怒りのデスロードの5回目の鑑賞を…… してきたので、昨日の続きではなくマッマッの感想を書き殴る。
MAD MAXまともにレビュー書こうとずっと思ってたけど、マトモで格好良く、かつ私の言いたい以上のことを表現してくれてるレビューが山のようにあるので、わたくしはわたくしなりの駄目な感想を書くことにしました。
ファンミのレポ(というか単なる感想になると思われる)は明日か後で書きます。 緊急性の高い方(何が)から書く。
(以下ネタバレにつき一応畳む)
ここまで何度も見に行くの、この映画が物凄い作品だってのがもちろん一番なんですが、同時にキャラ萌えもめっちゃあります。 というかぶっちゃけカプ萌えです。 カプ厨なので。
で、カプってどれだよって話なんですが、作中唯一の明示的な恋愛関係であるニュークスとケイパブル……ではなく(好きだけど)、そんなもん、マックスとフュリオサに決まってますがな。 何度も言うたでしょう、輸血がエロいと!
しかし、今回5回目を鑑賞するに、エロいのは輸血だけでは無いとわたくしは気付いた。
この二人、視線の絡みが一々エロい。
そもそもマックスがあまり人と目を合わせないキャラ(やっかいなトラウマを色々抱えているため、人の目を見ない、というか見られない)なのに、フュリオサとは何度も目が合う、そしてその全てに別の意味がある……というのも凄いんだけど、最終的には目が合うということ自体がラブシーンのようなものです(断言) 日本語でもまぐわうという言葉がございますが、あれももともとは目が合うという意味ですし。ほら。 (ほら、じゃない)
本気で殺し合う関係から始まって、生き延びるための共闘関係へ、そして最終的には相手のために命を賭ける関係になるわけだ(特にマックス)
クライマックスで、「フュリオサが刺されたの!」と聞いて、フュリオサと目が合い、戻らなければ!と必死になるのとか、目的の為にどうこうではなくて、純粋に相手の為でしょう、あれは。
フュリオサはフュリオサで、自分が刺された時にも絶対にマックスから手を離さないし(まあ離したら死ぬ場面だけど)、離れてしまった時に、「駄目!(NO!)」(字幕無し)と絶叫していたし、
まあ根本的にカプ厨のわたくしには十分過ぎるエサでございます。 ありがとうございます。
で、そこからのフュリオサへの輸血ですが、あの世界の輸血って、直接相手と繋がって自分の命を注ぎ込むという行為でしょう。 故に、例えもう2度と出会わなくとも、自分が生きる限りは相手と共に生き続けることになるわけだ。 これはもう、初回見た時からそんじょそこらのベッドシーンなんかよりもずっと濃厚なラブシーンだと思いましたね。 (別にニュークスに対する輸血にはそんなことは思わんかったが)
とまあ、それだけではなくてw
目が合うということに深い意味があり、その全ての意味が毎回違う、ということからもよく分かるんですが、役者さんの全ての演技、全ての表情、全ての声色に深い意味があるんですよね、この映画。
ストーリー自体は早回しフル回転説明無し!なので、ほんと気を抜いていると往復するだけの話になっちゃうんだけど(あとギターが火を噴きます)、絶対にそれだけの話になってないのは、この捨て所の無い演出。 本当に意味の無い部分が無い。凄い。 これは参考にしなければならないと思いました。
(その上で純粋な娯楽部分演出もあるんですが。ギターとかギターとかギターとか)
見てない人でここまで読んでいる人も居ないかも知れないけど、 (というかこの日記自体ついったで更新報告しない限り、私以外1人くらいしか読んでいない気がするのだが) 暴力! モヒカン! マッド! 火を噴くギター! とかそういう言葉に心惹かれなくても、充分楽しめるポテンシャルがある映画だと思います。
ので、是非見てくれ……。
ところで、マックスがフュリオサの狙撃能力の高さを知ってたの(狙撃を途中で交代するシーン)、ちゃんと伏線あったんですね……。 5回目にして気付いた。 味方の真後ろから、その向こうにいる敵をスコープで狙撃していた。 そりゃ腕も確かだわ。武器将軍もやられるわ、あれは。
あと公開中に2回は見に行きたい。
よく飽きないな〜と自分でもちょっと思うけど、図書館戦争(TVアニメシリーズ)20回以上、攻殻機動隊SACをシリーズ通して30回以上は見ている私が5回程度で飽きようはずもなかった。 そもそも図書戦も攻殻も全然飽きてないし。
そしてああああ早くBD化しないかな…………俺、毎日見るんだ…………
|