例の「この世界が消えたあとの〜」を読み始めたのだが、著者が科学者、翻訳家がこの手の本をかなり翻訳してきた人ということでかなり安心感ある。
前に読んだ交易についての本で、確かローマ時代あたりのヨーロッパの「トウモロコシの交易」についての話が出てきたんですが、トウモロコシって原産地はアメリカ大陸で、ヨーロッパに広まったのは、コロンブスが持ち帰って以後(参照)なので、この時点で出てくるのはおかしくないか。 多分、原著では"corn"と書かれていたのではなかろうかと思うのですが、この場合の"corn"は「穀物」であり、断じてトウモロコシではないと思うのですが……。
というような経験があったので、安心感のある翻訳って大事だ。 (しかし、上記の本の翻訳家の方、かなりのベストセラーを沢山翻訳されてる方のようなのだが……大丈夫か)
同じような間違いが他に有った場合、かなりの確率で気付かない自信があるので、その本はそれ以上は読み進めませんでした。 だって知らんこと知りたいから読んでるんだから、当然その分野についての知識は乏しいのだ。 間違ったこと書いてあったら、間違ったまま覚えてしまう。 (と言っても読んだ端から忘れるので問題ない気もする)
一応11〜13世紀に旧世界にもトウモロコシあったのでは?という記述(参考文献はこちらのよう)もありますが、それにしてもローマ時代ではないな) 交易によって実は新大陸の作物は既に旧大陸に存在していたのだ!だったらテーマとして適切だけど、そういうテーマの本ではない。
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こう、恋愛!って感じの乙女ゲーやりたい気持ちが芽生えてきた。 恋愛のための恋愛、みたいなシナリオを書きたい気持ちも少し。 (まあでも、あんま向いてない気もする)
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