Sword World Canpene レクイエム Scenario 01 「失われた詩」 SCENE.9 三日月の部屋 GM「では、反対側の部屋の真ん中(E)には、人の像(f)があります」 ラグ「どんな人?」 GM「ローブを着た、男の人の像」 ラグ「何も書いてないの? 何々の像、とか」 GM「うん、何も書いてない」 アーヴィーン「ふつうに、石?」 ラグ「プレートとか何もないの?」 GM「遠くから見てるんだったら、特に何も分からない」 エイミー「じゃあ、近づいてみまーす」 リグレット「命知らずが! 近づいていきなり殴られたらどうするんだ」 GM「…ということもなく、あなた達は石像の前までやってきました。というわけで、この部屋には石像が安置されているのですが…」 リグレット「それについては、セージ技能かなんかで調べられないのですか?」 GM「うーん、これについては、むしろシーフ技能かなあ…」 アーヴィーン「何か仕掛けがあるのか?」 GM「いや、いいや。冒険者技能で。知力判定して」 (ころころ) ラグ「11。しょぼーん」 アーヴィーン「12!」 GM「では分かりますが、この像は、台座に固定されていますが、よく見ると台座は回転する造りになっているようです。で、言い忘れてましたが、この部屋には、天井と壁に大きく三日月の絵が描かれています」 リグレット「壁っていうと四方の…いや、三方の壁?」 GM「いや、小さな三日月の紋章がたくさん描かれている…という方が正しいかな」 リグレット「壁紙?」 GM「うん、壁紙というか…壁画かな?」 ラグ「これを動かすと、あそこの扉が開く…とか?」 リグレット「チャイナ・テーブルみたいになってるんだな」 エイミー「回してみよーう!」 ラグ「いやでも!…いや、いきなり魔法生物の登場とかはない…無いと思いたい…!」 エイミー「じゃ、まず罠発見ー!(ころころ)16!」 GM「お。じゃあ、わかる。これを動かすと何かが起きるのは確かだけど、罠ではないと思った。むしろ、このダンジョン全体の仕掛けかもしれない」 アーヴィーン「どうする?ここでいきなり回してもいいものかどうか」 ラグ「回してもいいような気もする。多分、これ(真ん中の扉)が開くんじゃないかなーとは思うけど」 アーヴィーン「階段の下を見に行ってみる?」 リグレット「いや、戻ってくるのが面倒くさい。回してみよう」 エイミー「じゃあ、回してみよう!」 GM「しかし、あなた達が回そうとしても、それはぴくりとも動きません」 アーヴィーン「あら?」 リグレット「欠陥品か!」 GM「いや、回る仕掛けはあるけど、今は回らない」 アーヴィーン「引っかかってる、とか?」 GM「うーん、そうだねえ…そう、装置として何か足りないのかな?ってかんじもするけど、何か引っかかってる感じもした」 アーヴィーン「それってどうなのかなあ…」 GM「あと、像の台座に、プレートをはめる場所が、ある」 ラグ「あー、探さないとだめか」 アーヴィーン「駄目だ」 リグレット「じゃあ、あの階段の下だな」 ラグ「行ってみようか」 階段ってみんな嫌がるかな?と思って、最後に降りて欲しかったんだけど。 まあ、いいけど。 SCENE.10 対決!ラスボス …そうなんです。いきなりラスボスなんですよ… しかし、冒険者達はそんなことは、つゆ知らず。 エイミー「降りる前に聞き耳ー…床に耳をつけて。(ころころ)14」 GM「特に何も聞こえない」 リグレット「(エイミーに向かって)おんぶー」 一同「え?!」 アーヴィーン「潰れる、潰れる!(笑)」 エイミー「潰れちゃうよ!」 ラグ「てか、グラスランナーにドワーフが! 逆だよ、逆!!(笑)」 一同笑。 GM「はい、じゃあ、降りると扉(9)があります」 リグレット「聞き耳罠発見」 エイミー「はい、聞き耳…14」 GM「14…うん、聞こえない。こっちに通路がある」 エイミー「罠感知!(ころころ)10!」 GM「罠は無いと思った」 リグレット「みんな、階段をちょっと上っておくぞ(笑)」 エイミー「えー!? 多分無いよー」 リグレット「で、かぱっとあけると…?」 GM「かぱっと開けると、罠はなく…」 ラグ「暗い?」 GM「相変わらず暗いですねえ」 ラグ「何も居なくて、何もないんなら進みますが」 GM「じゃあ、その廊下をてくてくと進むと、また扉(10)がある…扉多いな」 エイミー「じゃあ、恒例の聞き耳&罠感知を。まず聞き耳…(ころころ)9」 GM「何も聞こえません(その目ではね…)」 エイミー「じゃあ、罠感知。(ころころ)…う、目が腐ってきた。10」 GM「うん、罠はないと思いました」 エイミー「開けてみよーう!」 アーヴィーン「弓の準備をしときます」 GM「では、扉を開けようとすると、開けようとしたのは…エイミー?」 エイミー「うん」 GM「では、あなたに打撃力10の電撃が走ります(笑)ダメージ決定のサイコロは自分で振って(笑)」 ラグ「一ゾロ一ゾロ…」(おまじない) エイミー「あ!」 アーヴィーン「うわ」 ラグ「やっべー、クリットしたー!」 エイミー「勘弁してくださいよー次は…3」 GM「では、合計10点のダメージを食らってください。ダメージは、冒険者レベルで軽減できますよ」 エイミー「6点食らって生命力…後9点」 ラグ「エーイミー!(笑)」 リグレット「君の死は無駄にしないよ…」 ラグ「いや、まだ生きてるから!」 エイミー「生きてます生きてますまだまだ!」 ギルドラム「ぷすぷすーって焦げてるだけですよ」 ラグ「えーっと…呪文書の端っこ切って、投げてみる」 GM「紙切れは、黒こげになって燃え落ちました」 ギルドラム「これは恐ろしい罠です!」 リグレット「解除で1ゾロ出たらショートする」 GM「(…適用しちゃうよ、それ) まあ、エイミーは一度食らってるから仕掛けは何となく分かっていいよ。目標値10ね」 エイミー「おぅ、嬉しい(ころころ)12ですね」 ラグ「出た」 GM「じゃあ、あなたは導電線を切った」 何だ導電線って。魔法じゃなかったのか? ラグ「ぷちぷちぷち…」 リグレット「じゃあ、ついでにアレ(エイミー)を回復しておこう。キュア・ウーンズで」 GM「じゃあ、まず発動するかどうか」 リグレット「発動ー!」 ラグ「めちゃめちゃいい目だ」 アーヴィーン「これが後で出れば…」 リグレット「では、回復…(ころころ)」 一同、絶句。 ラグ「あー! 1ゾロ!?」 ギルドラム「ぷすん」 GM「ぷすんぷすんぷすん(笑)」 エイミー「あれー!?回復はー!?(笑)」 リグレット「回復しただろう? そんな気がするだろう!?」 GM「精神点2点減らしておいてね」 リグレット「(も一度ころころ)発動成功。11点回復」 エイミー「じゃあ、完全に回復ということで」 ラグ「じゃあ、行くか」 GM「では、扉(10)を開けましか?」 エイミー「開けまし」 リグレット「つーか、何で罠のある扉でわざわざ失敗するかね」 GM「今までの目がここで出てればねー」 アーヴィーン「うーんどうなのかなー? 古代文明ってそのままこれ、カストゥールの系統なのかなー? 何だかあやしいんだけど」 GM「(おお、さすがなかなか勘が良い)では、扉を開けると大きな部屋(K)があって、なにやら装置の端末のようなものがある、の、だが……」 エイミー「だが?」 GM「だがそこに、巨大なお花が咲いています」 …ね? はい、コレがラスボスです。 そして、言い忘れてましたが、この部屋は明るかったんですよ。 リグレット「わぁきれーい」 GM「わぁきれーいまぁきれーい」 アーヴィーン「ちょと待てぃ!」 GM「つーわけで、モンスターの知名度チェックをお願いしまーす」 一同「(ころころ)」 アーヴィーン「14!」 GM「11以上の人は知っています。これは、ブラッディペタルという花で…えーっとね、モンスターレベルは6!」 ラグ「やっべ強…!」 GM「で、敏捷度は10で、攻撃方法は体当たり、締め付け…とか」 ラグ「体当たり? え、それって近くに行かなきゃ大丈夫? それとも動くの!?」 GM「動くの。食人植物でございます」 リグレット「敏捷度10…ってことは、ラグ・ランスリンドだけが犠牲になるのか」 アーヴィーン「逃げたら、な」 ラグ「あはは…ふふ…はは…」(笑い方がマジ) 一同に不気味な沈黙が訪れてみたり。 ラグ「え、あの、そっちまだ気づいてないよね?」 GM「いや、気がついてますよ。魔法知覚はあるし」 ラグ「これは戦わざるを得ないな…」 GM「あ、アーヴィーンは分かるけど、このモンスターは炎に弱いよ」 アーヴィーン「そりゃそうだな」 ラグ「じゃあ、とりあえず親子をこう廊下に出して…その次に、俺。後はご随意に。宣告して…いや、申告」 アーヴィーン「宣告…死の宣告ー!」 GM「あ、言い忘れてたけど、本来、ブラッディペタルという花は赤いのですが…これは紫色をしています。何か変異種かもしれない、と思った」 ラグ「…何かそれ、精神点吸われそう…」 アーヴィーン「レベルドレイン〜♪」 ラグ「ファッキュー!」 GM「…そんなモンスターは、多分SWには居ない」 ラグ「うん、いないいないいないいない!!! あんなひどいのは居ないはず」 アーヴィーン「まあ、アレは能力値ドレインだったけどね」 この少し前に、ラグ、アーヴィーンのPLとGMは、D&Dのシナリオでそんなモンスターに出くわしていたり。 洋物既成シナリオはきついです… ちなみに、このブラッディペタルは単に数値が強化されていただけでした。 GM「じゃあ、モンスタートークン替わりに某電気ネズミの人形を。ちなみに、花は2体」 アーヴィーン「初めに言ってくれー!!」 ラグ「モンスターレベル6だろ!?」 いや、これが弱いんですよ。 GM「つる花が2体、本体が1体、知識判定に成功してるから分かるけど、本体は動かない」 アーヴィーン「花が2体…ってことは、つまり、ツル花を押さえて、本体を叩けってことだな」 ラグ「うん、おっけー。じゃあ、場所を申告してください。 私は扉のところに居るんで」 GM「逃げ腰だなー」 ラグ「逃げ腰だよ。だって避けらんないもん!」 GM「あ、この上にみんな配置してくれ(と、チェス盤を取り出す)」 リグレット「では、戦闘開始か」 エイミー「どうしようかな…迂闊に近寄っても」 とか何とか言いながら。 エイミー「じゃあ、花をみてうわぁ!と驚きつつ、本体に手に持った槍をいきなり投げます」 GM「はい。そうですね、ではこっちも抵抗するので、判定してみてください」 ラグ「エンチャント系は…いいや、ライトニングとか撃つから」 GM「魔法の武器にエンチャント系は効きませんぜ」 エイミー「え、そうなの?」(エイミーの獲物は+1ショートスピア) ラグ「エネルギーボルトでもいいかも」 エイミー「(ころころ)片手で投げるからマイナス1されて、14!」 GM「では、こっちは10以上出れば避けられますが…当たりました」 エイミー「じゃあ、ダメージ…(ころころ)」 ラグ「あ、回った!」 エイミー「2回目…あ、また回った。ダメージの合計値は、13です」 ギルドラム「いいところに当たったんだ」 エイミー「うん、嬉しい。こうずばぁっと!」 GM「通った」 ラグ「苦しんでる?」 GM「ちょっと痛い」 ラグ「ちょっとか…」 アーヴィーン「次、私か…まあ、構えてるから弓から撃つよ」 GM「はい」 アーヴィーン「14!」 GM「(ころころ)だめ、避けられなかった」 アーヴィーン「では、5+…で、10点」 GM「ちょっと通った」 ギルドラム「うーん、近づくしかないかー」 ラグ「近づくの? 敏捷力は?」 ギルドラム「12」 ラグ「12かぁ。これさぁ、前に出ると絶対こいつら(お花2体)から攻撃食らうんだよね…」 ギルドラム「うーん、じゃあ、花から先に倒した方がいいかな?」 リグレット「いや、ここは花から先に倒しておいた方がいいだろう」 アーヴィーン「あーそうか…挟まれると痛いのか…」 リグレット「いや、私も後で接敵するから大丈夫」 ギルドラム「じゃあ、みんな援護してくださいね!といいつつ本体を攻撃〜(ころころ)15!」 GM「11以上か…(ころころ)無理だった」 よ、弱いよ6レベル! ギルドラム「じゃあ、グレートソードでずばぁっと攻撃。ダメージは11」 GM「うん、ちょこっと通った」 ラグ「じゃあ、次ドワーフのおっさん」 リグレット「…実は、攻撃力が4しかないというこの男。 打撃力10で…期待値で言っても3の6の9で…3点しか通らないのか〜」 ラグ「何の計算? フォースか」 リグレット「どうしよっかな〜…こいつ、当てるの苦手だしなー」 ラグ「待つか、それとも…」 リグレット「じゃあ、フォースの力で…コストの割にリターンが低いな…やっぱ、殴ります!(ころころ)12!」 GM「8以上…てや!(ころころ)…当たりました」 リグレット「じゃあ、打撃力30のヘビーフレイルで…」 GM「やーめーてー当たったら痛い〜!」 リグレット「回った〜2回回って29点!」 GM「…ごめんなさい、死にました。弱! 弱っっ!!!! 弱いよー! 6レベル!!! 私、何も出来んかったー!」 ラグ「あー危なかった危なかった」 リグレット「口ほどにもないな」 おっしゃるとおり。 戦闘編集しようとしたんだけど、必要なかった…短くて(泣) 敵データ作るの、苦手なんだよね。 GM「というわけで、あなた達が本体を倒すと、同時に鎌首を擡げていた花がくたっと萎れていきます。 では、ブラッディペタルの根本まで近づくと、花の根っことかが絡みついてるのが見えます。 上で像を回そうとしたときに、何かが絡みついてるなーという感じがしたのは、これかな?と思いました」 アーヴィーン「なるほど」 GM「で、装置があるんですが、中心に…(おずおず)あの、プレートを填める窪みが…」 アーヴィーン「またかーーー!!!」 GM「(ごめん。だっていきなりラスボスの部屋に来るんだもの…)」 リグレット「プレートがなーい」 ラグ「うーん、じゃあここら辺は行き止まりだなあ。え、隠し扉は?」 GM「無いよ。…あ」 エイミー「じゃあ探しまーす」 GM「い、いや無いよって言っちゃったから無いよ!」 アーヴィーン「じゃあ、上に行ってあの最初の扉に行くしかないのか」 エイミー「あの引きずる音のした扉に…」 ラグ「じゃあ、そのツタを全部切って…」 GM「動かしやすくしとくんだね。OK」 ラグ「じゃあ、いったん戻ろう」 GM「どこまで?」 エイミー「この最初の部屋(B)の、右側の扉(4)まで」 SCENE.11 月の廊下・Part 2 GM「では、何事もなく扉(4)まで戻ってこれました」 エイミー「まだアレ、いるよね? じゃあ、も一回聞き耳…(ころころ)9」 GM「…何も聞こえないよ」 リグレット「あれ? 居なくなったんじゃない?(笑)」 GM「…と、シーフは言っている」 エイミー「先頭行きます。おっさん(リグ)と私と。 じゃあ、この部屋の罠とか調べて良いですか? (ころ)12」 GM「何もないと思った」 エイミー「じゃあ、曲がり角のところまで行って聞き耳を」 GM「曲がり角のところまで…行っちゃいましたね?(にやり)」 エイミー「あ…まずった…かな?!」 GM「えっと…ここの壁が崩れていて、こんな風に穴が空いてるんですが…ここに…こんなものが…(絵を描き描き)」 ラグ「…え…ナメクジぃー!?」 エイミー「気色悪ーい!」 ラグ「これ、あんまりよろしくないよね? PLが昔苦しんだ記憶があるし」 GM「PLは知っているようですが、では、PCが知ってるかどうか、知名度チェックをお願いします。目標値は12ね」 アーヴィーン「成功!」 GM「ジャイアントスラッグ。ML4」 リグレット「弱い」 GM「特殊攻撃押しつぶしというのがあります」 ラグ「ファッキュー!」 GM「ちなみに、塩に弱いですけど…塩、持ってませんよね?誰も」 ラグ「水袋に入ってる水って、塩水じゃないよね?」 GM「生命力にペナルティ入れますよ。そんなことしてたら」 リグレット「しまったー! 海水をくんでおけば!」 ギルドラム「むー」 ラグ「行きまーす! (エイミーに向かって)さあ、投げるが良い!」 エイミー「はい、じゃあ投げます(素直) えっと、どれがいいかな?」 GM「じゃあ、あなたはナメクジの触覚と目が合ってしまった」 エイミー「えー、そういうのは苦手なので、取り乱して槍を投げつけます。 『ぎゃあーバンバン!』 9! 低い、取り乱しすぎだ」 GM「…あ、当たりました。ジャイアントスラッグ1に」 エイミー「ダメージが、6」 GM「かきーん。あなたの攻撃は、粘液に阻まれました。ナメクジ意外に固いじゃ〜ん」 エイミー「ぎゃー」 アーヴィーン「…その槍、しばらく使いたくないな」 GM「拭けばいいじゃん」 ギルドラム「何で拭くの?」 GM「他人のマント(きっぱり)」 ラグ「来たよ!(笑)」 リグレット「『他人の』マント。ひっでー(笑)」 ラグ「及び、他人の毛布」 このネタ、後々まで延々と続きます。 GM「次、アーヴィーン」 アーヴィーン「あー、じゃあ、サラマンダーにお願いする。ファイアーボルト(ころころ)13」 GM「13か…10以上出れば抵抗出来る!…駄目でした」 アーヴィーン「じゃあ、ダメージ7点」 GM「ちくり」 ギルドラム「何か、生理的にやなので、そいつは…ロングボウで撃ちます。(ころころ)17!」 GM「3。無理」 ギルドラム「(ころころ)きゃー! 来たぁ!」 エイミー「6ゾロだ!」 ギルドラム「22!」 GM「…まだ生きてる。逃げたいけど、逃げられないので戦います。逃げる場所がない(笑)」 ラグ「近づくの結構危険だよな…特に俺とか。避けらんないし」 リグレット「10メートルの距離を取って、フォース!(ころころ)12で抵抗してちょ」 GM「(ころころ)12で、ちょうど抵抗」 リグレット「はー…(ころころ)8点」 GM「でも、お亡くなりになりました」 ギルドラム「フォースって、どんな魔法ですか?」 リグレット「僕がこう…(心臓の辺りでハート形をつくる)こうすると、ハート型のエネルギー波がボーン!と(笑)」 いや、そんなことはないはずだ。 アーヴィーン「喰らいたくないな、これ(笑)」 リグレット「セクシービーーーーム!!!」 ラグ「いやあああああああぁ?!(笑)」 GM「なるほど。それか(冷静)」←突っ込めよ。 ラグ「じゃあ、俺攻撃。エネルギーボルト!(ころころ)お、6ゾロ」 GM「喰らいました」 ラグ「そんでは…(ころころ)ねえ、10点貰っていい?」 GM「ダメージロールの1ゾロは貰えないらしいよ」 ラグ「…やっぱり…俺、ダメージロールで何回も出すんだよな…ぐっ!(親指立てて)」 リグレット「ぐっ!」 ラグ「えーっとねえ、すごい良い感じで効いたー!と思ったら、ふしゅーっと消えた」 GM「ていうか、この粘液が強いのかも(笑)」 ラグ「なるほど。『何!?効かないだと!?』って感じで」 アーヴィーン「ていうか、6ゾロと1ゾロ同時に出すってすごいよな」 ラグ「あ、すごいやー!」 感心してる場合じゃありません。 ちなみに、ラグのプレイヤーはホントにファンブルが多いです(笑) 4回連続ファンブルで、PCがお亡くなりになったことも。 その後、ナメクジ2体がエイミーに攻撃するも、当たらず。 エイミーの攻撃もかわされてみたり。 一撃必殺とはならないものの、ちまちまとダメージを与えていきます。 リグレット「えーっと…殴る!よけらんないけどね? パワーファイターは殴りにいくのさ!攻撃ー(ころころ)12」 GM「(ころころ)当たった」 リグレット「回れー!(ころころ)12点」 GM「半分ぐらい削れてるーっていうか、半分になったけど動いてる」 アーヴィーン「嫌だー!」 で、次のターン。 エイミー「じゃあ、ダメージ喰らっている方のナメクジをエイミースピアで…(ころころ)16です!」 GM「避けられない。無理でした」 エイミー「やったー2回回ったー! 16!」 GM「粉ミジンコになりました」 この時点で、残り一体。 アーヴィーンが弓を撃つも、ノーダメージだったので、まだまだ。 ギルドラムも、かなりダメージをあたえますが、粉砕には至らず。 GM「まだ生きてるもん。諦めないもん」 リグレット「諦めの悪い…引導を渡してくれるわ! ハートフル・ラーダ・アターック!! (ころころ)ひくーい。9」 GM「回避した。『私を甘く見たな』とナメクジが」 ラグ「ハートフルなアタックが…(笑)」 リグレット「床を打ち砕きました」 ラグ「じゃあ、またエネルギーボルト(ころころ)8!」 GM「抵抗した」 ラグ「ノー! 5点」 GM「ちくり。というわけで、ドワーフを狙うぜ!(ころころ)低い!」 リグレット「避けた」 GM「1ゾロだ、全員1ゾロを振るんだ〜(呪いの言葉)」 エイミー「攻撃。15です」 GM「…3。当たったよ」 エイミー「6ゾロ! 回ってますね。えーっと…13」 GM「まだ生きてるー」 アーヴィーン「また撃つぞー!銀の矢が勿体ないけど…」 GM「普通のヤツ買ってくれば良かったのに」 アーヴィーン「でも、そんなにたくさんはもてないし…(ころころ)14!」 GM「死んでしまう〜」 アーヴィーン「10点」 GM「はい、死にました。ああー1撃も喰らわせられなかったー!」 アーヴィーン「ふふ」 ラグ「ふぅ」 エイミー「誰かマント貸してくださーい!」 ラグ「嫌だー!」 リグレット「断る」 ギルドラム「却下」 ラグ「さあ、行こうか(爽)」 というわけで、戦闘終了です。 …ラスボスよりも、遙かに長いし、戦闘時間。 GM「では、曲がった先ですが…光ってるから向こうまで見えちゃうね」 ラグ「リーダーもいるしね」 GM「で、ここに…大きな亀裂(h)があるような気がする。地割れが起きてるみたいな感じ」 ラグ「…飛ぶのか…!」 リグレット「ドワーフはこっち側に残ってるとか」 GM「で、曲がり角から、玻璃で出来た月のモザイク画がずーっと続いています」 ラグ「え?タダのモザイク画?何処かが一番強く光ってるとか無い?」 GM「無い。松明の光に、キラキラ煌めいている感じ」 アーヴィーン「地震でも起きたのかなあ」 リグレット「まあ、古い洞窟だってことでしょう。潮の流れで浸食されたのかも知れず、もしくはナメクジがガリガリ食べたのかも(←ホントか?) じゃあ、亀裂の手前まで行って…」 アーヴィーン「えーっと、すみません。モザイク画の何処が割れてます?」 GM「…あんまり関係ないけどね」 関係ないことはすっぱり関係ないと言ってしまった方がよいという先達の教えに従って。 アーヴィーン「ちぇー!」 リグレット「てゆうか、小さい月の模様が、ずっと繋がっている? 壁紙並べて設定みたいな」 GM「うん、そう。『並べて一列』設定(笑)」 リグレット「如何にも、神殿ぽい感じですなあ」 エイミー「上は、どんな感じですか?」 GM「上も亀裂が入ってる。そこだけ、ぱこって割れてる感じ」 アーヴィーン「地上では何ともない?」 GM「うん。それで、ここだけ潮の匂いが少し強いような気が…リーダーには見えるけど、ずっと下の方に水の煌めきが見える気がする」 リグレット「ワシは飛ばんぞ!」 ラグ「逃げたな」 GM「で、その亀裂の中なんですが…下も、人工的な建造物の一部のようになっているのがわかる」 アーヴィーン「ということは、下層がまだある?」 リグレット「遺跡が埋蔵されてる感じ?」 GM「うーんっていうか…それこそラピュタで、覗いたら下の街が見える感じ」 リグレット「下の方に行くのは可能?」 GM「いや、道は繋がってない。人工的に積み上げられた石の一部に、亀裂が入ってる」 リグレット「なるほど」 実はこれ、このキャンペーン全体のヒントです。 …まぁ、まだ繋がらないけどね。 ラグ「じゃあ、やっぱりグラスランナーが向こうに飛んで…」 リグレット「プレートを取って帰ってくる」 一同「えー!?(笑)」 エイミー「みんなで行こうよー!」 リグレット「何でー!? ドワーフは飛ばない。飛ぶドワーフはドワーフじゃない(笑)」 アーヴィーン「…ここで待ってるか? リーダー。それとも、放り投げてやろうか。多分、俺の力では持ち上がらないけど」 すったもんだの挙げ句、敏捷力が高い順に飛んで、向こう側からロープで支える戦法に出ることにしました。 ラグ「じゃあ、そん次親子ね」 GM「ティコ、投げる?」 ラグ「いや、投げない投げない! じゃあ、ティコにロープ巻いて…」 リグレット「ロープ・ティコ・ロープって感じで、向こうとこっちで支えながら受け渡そう」 GM「まあ、これは子供だし失敗しないよね。じゃあ、次タダさん…」 リグレット「親父は、飛べ!狩人だろう!?」 GM「じゃ、飛びます。(ころころ)成功」 エイミー「じゃあ、次はお二人」 ラグ「じゃあ、俺行って良いかな?次…敏捷度9なんだ」 リグレット「冒険者レベルも3なんだ(笑)…じゃあ、一番落ちそうなの私じゃなくてラグ?(笑)」 ラグ「じゃあ、5以上だね(ころころ)出たぁー!」 リグレット「じゃ、頑張ってきて下さい」 GM「来ないの?」 ラグ「じゃあ、自分も腰に巻いて…これなら、失敗しても多分壁に打ち付けられるだけだから(笑)」 ギルドラム「マジー?」 リグレット「じゃあ、(ころころ)あ、全然成功。じゃあ、ぐいぐい先へ…」 GM「ぐいぐい? 全然警戒してないな。じゃあ、不意打ち判定。こっちは、15と言っています」 アーヴィーン「15!」 ギルドラム「16!」 GM「じゃあ、不意打ちは出来なかったな」 ギルドラム「何か居る!」 GM「では、天井の向こうの方から…黒っぽい液体のようなものが2体ほど。あなた達の近くに来ると、上からだらだら落ちてこようとしますが」 アーヴィーン「えーーーーー!?」 GM「では、このモンスターに心当たりのある方、いらっしゃいますか?」 ラグ「全然無いです」 リグレット「コボルトとかゾンビとかイ○ーナでなければ、無いです」 このキャンペーンは経験点10,000点スタートだったので、めいめい3種ずつ、モンスターの知識を、ボーナスで与えました。 リグレットが選んだ「知っているモンスター」は、コボルトとゾンビとイ○ーナだった、というわけです。…おいおい… アーヴィーン「…溶けたり、する?」 GM「じゃあ、知名度15で判定して下さい♪」 アーヴィーン「おい!」 GM「だって、15って書いてあるんだもん♪ ルールブックに♪」 アーヴィーン「出た!17!」 GM「出て良かったね。ブロブです。MLは2ですが、此奴に銀・ミスリル以外の金属製の武器で攻撃した場合、もしくは金属製の鎧で攻撃を受けた場合、その武器・鎧は24時間以内に無くなってしまいますので、ご注意下さい」 ラグ「レザーは!?」 GM「レザーは関係ないらしい」 ラグ「良かったー。じゃあ…普通に…敏捷度は?」 GM「8」 ラグ「じゃあ、普通に攻撃しよう」 GM「高いところにいるから、命中判定−2ね」 エイミー「じゃあ、攻撃(ころころ)13です」 GM「喰らいました」 エイミー「じゃあ、8です」 GM「それなりに喰らいました。だらーんとしてます」 アーヴィーン「ねえ、死んだらさ、ぼたっとか落ちて来ないよね?」 GM「死んだ場合は、落ちてくる位置がわかりやすいだろうから、大丈夫ってことにしとく」 アーヴィーン「(ころころ)15といって攻撃!」 GM「当たったよ」 アーヴィーン「(ころころ)ダメージで、かならずどっちか1なんだよなー8点!」 GM「喰らった」 ギルドラム「じゃあ、攻撃。18!」 GM「喰らったよ」 ギルドラム「14点!」 GM「14点…生きてるか?お前…あ、死んだって。次、リーダー」 リグレットのセクシービーム(フォース)、当たるもとどめを刺すに至らず。 このことが災いしたのか… GM「はい、次…私か。誰の上に落ちるかなー?サイコロ神様の言うとおりに…リーダーだって」 リグレット「来たーーーー!!何で?!何でー!? 武器も防具も鉄なのにー!!」 GM「10と言っている」 ラグ「リーダー死ぬなー!!!」 リグレット「8以上か…(ころころ)」 ラグ「あー惜しい!」 リグレット「避けられなかった…」 エイミー「何てこった…」 GM「ダメージは3点」 リグレット「ダメージは…止めたけど…」 アーヴィーン「鎧の上を…ぬるっとしたものが…」 リグレット「しくしく。13点止めました…」 ラグ「でも24時間は持つんだよね?」 アーヴィーン「うん」 リグレット「ああああああああぁ!俺の、俺のブリリアントな鎧がー!!」 GM「しゅわーしゅわー」 こんな事になろうとは… レベル2だし、単なる嫌がらせのつもりで出したんですが。 しかし、GMは多少ご満悦。 …初めてダメージ通ったからね(ある意味) 嫌がらせ効果は充分だったって事で。 エイミー「つぎ、エイミー行きます。エイミースピアで刺します!(ころころ)11。あー弱いよぅ」 GM「避けられなかったの」 エイミー「ダメージロールは…(ころころ)1ゾロ!(泣)」 リグレット「来なきゃ良かったー(泣)うるうる」 アーヴィーン「つぎ、弓で撃つ!12!」 GM「よけらんなかった」 アーヴィーン「あ、10点」 GM「ちょうど死にました」 エイミー「誰か、槍拭くのでマント貸して下さい!(可愛く)」 一同「嫌だ」(どきっぱり) まぁ、そんな感じで戦闘は終了したわけですが… アーヴィーン「ブロブって魔法生物だっけ?」 GM「古代の魔法使いの失敗作だと言われています」 リグレット「……完全にうちひしがれて、とぼとぼと着いていきます」 ラグ「24時間かー」 …ごめん。リグレット。 GM「では、とことこと歩いていくと…」 ラグ「俺は慎重に歩くよ」 アーヴィーン「同じく」 リグレット「……もう勝手に行けば?(沈)」 アーヴィーン「やさぐれてる(笑)」 GM「では、たかたか行くと、ここに扉(8)が見えてきます」 ラグ「え、普通の扉?」 GM「この扉には、石をはめる場所があるようだ」 エイミー「おっさん!」 リグレット「え?呼んだ?」 エイミー「そっちのおっさんじゃなくてー」 GM「こっちはオッサンといってもまだ25なんだが。ともかく。じゃあ、タダさんが石を填める」 ラグ「そうそう。たとえこの扉に何があったとしても、タダさんが喰らうだけだな」 リグレット「ラグがどんどん黒くなってる…」 GM「まあ、今誰も何も警戒してなかったしね。 では、石を填めると、扉が消滅します。で、填めた石は床にカツーンと落ちる」 ラグ「で、いきなり目の前にミノタウロスが。『タダさーん!』って言いながら、ガーって逃げる」 一同、笑う。 何のネタだよ!(笑) GM「そんなもんはいない。部屋(G)の真ん中に、宝箱(c)があります」 ギルドラム「この中には、きっと…!」 リグレット「きっと蓋を開けるともくもくと白い煙が出て…!」 ギルドラム「そっちですかー!」 ラグ「え、ちょっと宝箱の周辺に罠が無いか、調べてくれないかな」 エイミー「調べまーす。(ころころ)12!」 GM「無いと思った」 アーヴィーン「じゃあ、宝箱に罠がないかどうか」 GM「それも、無いと思った」 リグレット「じゃあ、開っけろー」 ラグ「鍵は?」 GM「では、『あなたから見ると鍵がかかっていないように見える』」 アーヴィーン「あー。ロックか」 リグレット「…じゃあ、部屋の中にいるのは、ラグとエイミーの二人だけですね?(笑)」 ラグ「NOOOOOOOO!…アンロック(ころころ)かかった」 GM「開いた」 ラグ「鍵は開いたけど、俺は触れないよ?」 エイミー「開けるのは、私の役目なんだね(泣) じゃあ、開けちゃうよ?行きまーす!」 GM「何もなかったです。良かったですね…あ、中に何もないわけではないですよ?」 リグレット「開けたら何も入ってなかったー!(笑)」 ラグ「宝箱の中に宝箱が!(笑)」 エイミー「マトリョーシカだー!(笑)」 ラグ「宝箱の中には何が入ってるんだ?」 GM「宝箱の中には、プレートが2枚」 ラグ「どんなん?何か書いてある?」 GM「うん。幾何学模様が描いてある。月の紋章だね。幾何学模様の付いてる、銀のプレートです」 アーヴィーン「全く同じ?」 GM「片方だけ、石を填めるくぼみが付いてる。大きさは少し違う」 リグレット「じゃあ、帰ってみて填めてみよう」 GM「あと、もっといいものが入ってます。必要筋力15の、銀のブロードソード」 ラグ「あ、それはいい!」 ギルドラム「じゃあ、私が持っておきます♪」 GM「どっかにメモっといて」 ラグ「もう戻った方が良いよね?」 リグレット「戻ろう。では、先ほどと同じ方法で…」 GM「…まあ、1ゾロでなければいいよ(あんまり判定に意味ない気がしてきた)」 一同「成功ー!」 ラグ「ティコ落ちたー?」 GM「…落ちて欲しい?」 ラグ「ううん、落ちて欲しくないよ」 GM「落とそうとしたの?」 リグレット「『な、何をするんだ、ラグ!?』(笑)」 ラグ「いや、何もしてないから!(笑)」 |